2014.05.02
平成26年5月 ご挨拶
人は亡くなるとどうなりますか?という質問を受けることがあります。お釈迦様は死後のことは「不識」として詳しく話されていません。しかし『遺教経』の中に「自灯明 法灯明」の一説が遺されています。「私(釈尊)亡き後は、自ずからを拠り所とし、釈尊の教え(法)を道しるべとして修行に励みなさい」と言われている。
インド・ネパールでは輪廻転生を信じ、死後ガンジスの畔で火葬し、その亡骸は聖なる河に流す。この火葬の様子はテレビ等で目にすることがあります。翻って日本では亡き人を祀る場所は墓地・仏壇・お寺の位牌堂などあります。また遺骨に対する想いも他の国民とは随分と違います。亡き人を思い、死者を感じる心が日本人の中に根付いている感情なのかもしれません。亡くなってから49日間を「中陰」と言って新仏を祀る大切な期間であります。当山34世智貫孝善大和尚様は5月7日に49日(大練忌)を迎えます。
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