宮城県仙台市青葉区土樋 曹洞宗 大蔵山 松源寺

お知らせ

2016.04.01

平成28年4月 ご挨拶

仙台では桜の開花宣言も待ち遠しい時期になりました。
4月8日はお釈迦さまがお生まれになった日。誕生日です。このご誕生をお祝いする行事が
釈尊降誕会とか花まつりとわれますが、「灌仏会(かんぶつえ)」とも言います。お花で飾られた「花御堂」に祀られたお釈迦さまのお像に柄杓で甘茶をそそいで拝む事を明治ごろに「花まつり」と呼ぶようになりました。
なぜ甘茶をかけるのか?
お釈迦様がお生まれになった時9匹の龍が現れ甘露の雨を降り注いだと言う伝説に基づくもので、「甘露」とは古来より中国に伝わる「天地陰陽の気が調和すると天から降る」とされる甘い液体の事です。
甘茶が使われるようになったのは江戸時代からで、それ以前は五香水や五食水と呼ばれる香水が使われていたようです。
実は松源寺にも灌仏会で使用したお釈迦様のお像が御座います。来年は花御堂を準備して皆さんでお祝いをしたいと思います。
今回は松源寺婦人会総会に併せて4月8日に「花まつり」を行います。