平成25年6月 ご挨拶2013.06.01
曹洞宗は臨済宗・黄檗宗と並び禅宗の一つであり、坐禅を大切な修行と捉えている。
お釈迦様が沙羅双樹の元で坐禅しお悟りを開かれた事と達磨様が九年間洞窟の中で坐禅を行った事などから坐禅を行う事を大切にしてきた。
坐禅の作法には調身(ちょうしん)調息(ちょうそく)調心(ちょうしん)の三つが基本となる。
- 調身:背筋を伸ばすこと。背骨を伸ばすためにはその土台をしっかりと作ることが大事。
- 調息:息を整える。初めに大きく息を吐き、大きく息を吸う「欠気一息」(かんきいっそく)。
- 調心:両手で法界定印(ほっかいじょういん)を組み、こころを落ち着かせる。
これから梅雨を迎え、やがて暑い夏となる。
坐禅をして暑さに負けない心を育てましょう。
詳しい作法を学びたい方はお寺までお問い合わせください。